藤井聡太王将への挑戦権を争う「第76期王将戦」の2次予選決勝が7月28日、大阪府高槻市の
関西将棋会館で行われました。
注目の一局では、本田奎六段(29)が糸谷哲郎九段(37)に83手で勝利✨
本田六段は王将戦への出場8期目にして、初めて挑戦者決定リーグ入りを果たしました🎉
本田奎六段が初の王将リーグ進出🔥
本田六段は第69期から王将戦に参戦してきましたが、これまで挑戦者決定リーグへの進出
はありませんでした。
今回、実力者の糸谷九段を破り、念願だった王将リーグへの切符を獲得。棋王戦でタイトル
挑戦を経験したこともある本田六段が、再び大きな舞台で存在感を示しました👏
挑戦者決定リーグでは、トップ棋士たちによる厳しい総当たり戦が行われます。ここを勝ち
抜いた棋士が、藤井聡太王将への挑戦権を獲得します。
戦型は糸谷九段の「阪田流向かい飛車」⚔️
振り駒の結果、本田六段が先手となりました。
戦型は、後手の糸谷九段が採用した「阪田流向かい飛車」に進みます。
本田六段は31手目に▲5六角と指し、盤面の左右をにらむ好位置に角を配置。これに対し
て糸谷九段は△3四角と角を合わせました。
さらに糸谷九段は38手目に△1二角と引き、自陣から遠くを見通す形で角の活用を図りました。
しかし終局後、糸谷九段はこの角引きについて、
「角引きは罪が重かった」
と振り返り、悔しさをにじませました。
昼食休憩明けの▲2六歩が好手に💡
本田六段が手応えを感じたのは、昼食休憩明けに指した39手目の▲2六歩でした。
本田六段は休憩中からこの一手を考えていたといい、
「いい手に見えた。打とうかなと思って休憩に入った」
と振り返っています。
この▲2六歩によって、糸谷九段の端に配置された角や、2二の飛車、3四の角の動きを制限。
後手陣の駒の働きを抑えながら、少しずつ主導権を握っていきました📈
飛車を旋回させて糸谷玉へ圧力🚀
本田六段は57手目に▲6八飛と指し、飛車を相手玉のいる方向へ移動させます。
糸谷玉の頭上に圧力をかける積極的な構想で、攻めの態勢を整えました。
さらに73手目には▲6六飛と飛車を浮き、攻撃力を一段と強化。この局面で本田六段は
勝利を意識したといいます。
その後も冷静に指し進め、83手で糸谷九段を投了に追い込みました🏁
藤井聡太王将への挑戦を目指す戦いへ👑
初の挑戦者決定リーグ入りを果たした本田奎六段。
王将リーグにはタイトル経験者や順位戦上位の強豪棋士が集まり、毎年激しい戦いが繰
り広げられます。
棋王戦でタイトル挑戦を経験している本田六段にとっても、藤井聡太王将への挑戦権獲得を
目指す大きなチャンスです。
糸谷九段を破った勢いのまま、王将リーグでも快進撃を見せられるのでしょうか。
本田奎六段の今後の戦いから目が離せません😊✨

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