将棋の歴史は、千年以上の時を遡る壮大な知の物語である。インドのチャトランガを源流とし、中国のシャンチーや朝鮮のチャンギを経て、日本独自の進化を遂げた将棋は、中世の貴族文化に受け入れられ、やがて武家社会を背景に広く浸透していった。室町時代には駒の形や動きが定まり、江戸時代には将軍家の庇護のもと「名人制」が確立され、棋士という専門職が誕生する。副題「千年を超える知の系譜」は、ただの娯楽や勝負事を超え、人間の叡智と文化が積み重なり受け継がれてきた道程を示すものである。明治以降、近代国家の形成とともに将棋は国民的娯楽として根付き、新聞社によるタイトル戦の創設が棋界の発展を後押しした。さらに21世紀に入り、AIとの対局や国際的な普及活動を通じて、新たな局面を迎えている。将棋の歴史は、単なる勝敗の積み重ねではなく、人間の思考力・忍耐力・創造性を映す文化的遺産であり、未来へと続く知の物語である。
2023年3月20日月曜日
藤井聡太6冠、棋王獲得で本年度53勝11敗
藤井聡太6冠、棋王獲得で本年度53勝11敗で“10冠”締め「全体通して勝負強く指せました」
3/20(月) 17:51配信
0
コメント0件
日刊スポーツ
初の棋王獲得と史上最年少6冠達成から一夜明けた会見で「六冠」と揮毫(きごう)した色紙を手にする藤井聡太棋王
将棋の藤井聡太棋王(竜王・王位・叡王・王将・棋聖=20)が20日、第48期棋王戦コナミグループ杯5番勝負を制して初の棋王獲得と史上最年少6冠獲得をして一夜明けた会見を行った。
前日、第4局の激闘をしていた栃木県日光市「日光きぬ川ホテル三日月」で、「六冠」と揮毫(きごう)した色紙を照れくさそうに笑いながら手にした。結果を出すことができたうれしさ、光栄な思いを実感すると同時に、立場にふさわしいように頑張らないととの思いも新たにした。
今シリーズは熱戦が続いた。1日制で持ち時間が4時間と短い対局。「時間の配分を意識して指してうまくいった。終盤以降、複雑で難解な局面が多く、そのなかでうまく判断できなかったのが課題」とした。
本年度の対局は、棋王獲得を最後に53勝11敗で終了。4月の叡王防衛戦から始まり、棋聖、王位、竜王、王将と5冠すべて防衛し、タイトルを1冠増やした。公式棋戦のJT杯(JTプロ公式戦将棋日本シリーズ)、銀河戦、朝日杯、NHK杯の4冠も総なめした。「全体を通して勝負強く指せました。大変なシリーズが多いなか、粘り強く指して結果につなげられたのは大きな収穫だったかなと思います」。
4月からは、史上最年少獲得記録がかかる名人戦と、3連覇を目指す叡王戦が相次いで始まる。初登場の名人戦は、棋王戦に続いて渡辺明名人(38)との対戦。叡王戦は菅井竜也八段(30)の挑戦を受ける。タイトル戦で初めて振り飛車党とぶつかる。「棋王戦を振り返って、名人戦に気持ちを向けて取り組んでいけたらと思います。持ち時間9時間(2日制)と一番長い対局ですし、その点を踏まえていい将棋にしたいです。菅井八段とは対抗形を中心としたシリーズになるでしょう。新鮮な感じもありますし、しっかり準備していければ」と気を引き締めていた。【赤塚辰浩】
登録:
コメントの投稿 (Atom)
注目
高見泰地七段、永瀬拓矢九段に13戦目で初勝利!執念の大逆転で棋聖戦ベスト進出【ヒューリック杯第97期】
✨ ヒューリック杯第97期棋聖戦(主催:産経新聞社・日本将棋連盟)は、 藤井聡太 棋聖への挑戦権を争う決勝トーナメントが進行中🔥 3月31日、東京・将棋会館で 永瀬拓矢 九段 vs 高見泰地 七段の一戦が行われました♟️ 結果は―― 👉 高見七段が167手の激...
これだ
-
abema.tv 将棋チャンネル | 速報や中継を無料で生放送中 | ABEMA 2-3 minutes 人気 [8/19王位戦 第四局2日目]対局開始 王位戦 急上昇 [8/18王位戦 第四局1日目]封じ手の瞬間 王位戦 あなたにオススメ [8/18王位戦 第四局1日目]レ...
-
将棋トーナメント放送解説 木村一樹さん 、将棋トーナメントにおける解説者木村一樹さんの役割や彼の解説スタイルについて詳しく述べます。将棋は日本の伝統的なボードゲームであり、その魅力を引き出すためには解説者の存在が不可欠です。木村さんはその中でも特に注目される解説者であり、彼の...
-
将棋界のトップ女流棋士、 福間香奈 女流五冠(34)が挑んだ2度目の棋士編入試験五番勝負。その第3局が3月27日、大阪・高槻市の関西将棋会館で行われました。 結果は、試験官の 生垣寛人 四段(22)に88手で敗北…。 これで成績は0勝3敗となり、無念の不合格が決定しました...
-
王将戦で注目の記録係・生垣諒人三段「対局者のオーラがすごい」双子の弟はプロ棋士として活躍中 ♟️王将戦を支える若き記録係 静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で行われている ALSOK杯第75期王将戦七番勝負第1局 。 この大舞台で記録係を務めているのが、**生垣諒人三段(22)...
-
NHK杯で西山朋佳女流三冠が木村一基九段に勝利「恩返しができた」 棋士編入試験資格へあと1 6/23(日) 13:26配信 スポーツ報知 西山朋佳 将棋の西山朋佳女流三冠(白玲、女王、女流王将)が23日にNHK Eテレで放送された「第74回NHK杯テレビ将棋トーナメント」本...
-
【王将戦】藤井聡太王将「読み甘いところがあった」3連勝も反省忘れず 58年ぶり大記録に王手 1/28(日) 19:45 配信 1 コメント1件 再開された王将戦7番勝負に臨んだ藤井聡太王将(日本将棋連盟提供) 58年ぶりの大記録更新に王手をかけた。将棋の 藤井聡太 王将(竜...
-
将棋 王将戦第5局2日目 勝負の行方に熱視線 大盤解説会にファン150人 大田 /島根 地域 島根 将棋 毎日新聞 2023/2/27 地方版 有料記事 979文字 大盤解説会に登壇した里見香奈白玲(右)と西川和宏六段=島根県大田市で、松原隼斗撮影 大盤解説会に登壇した里...
-
もっと見る 将棋「名人戦」第1局 藤井聡太八冠が豊島将之九段に勝利 2024年4月11日 22時29分 藤井八冠 将棋の八大タイトルで最も歴史のある「名人戦」七番勝負の第1局が東京で行われ、タイトルを持つ藤井聡太八冠(21)が挑戦者の豊島将之九段(33)に勝利し、初戦を白...
-
♟️📰 絵文字リライト記事 将棋の第37期女流王位戦・挑戦者決定戦が3月13日、東京・渋谷区の将棋会館で行われ、 大島綾華女流二段 が磯谷祐維女流初段に112手で勝利✨ 🎉 福間香奈女流王位(五冠)への挑戦権を獲得 しました! 🔥 激戦を制して挑戦へ 挑戦者決定リーグ...
-
文化 2023.05.23 松本 博文 【Profile】 弱冠20歳の青年が豊かな才能と努力をもって将棋界を席巻。次々と最年少記録を塗り替え、将棋愛好家だけでなく日本中から注目を集める存在となっている。今年中には前人未到の「八冠」に挑もうかという破竹の勢いの天才棋士・藤井...
0 件のコメント:
コメントを投稿